前回の記事では、自分のキャリアを考えていくために、まず現在の自分に目を向けてみるための2つの方法をご紹介しました。
今回は、それを踏まえて「自分のプラン」を立ててみましょう。
これは、前回ご紹介した現在の自分に目を向けてみるワークです。書き出してみることで、「自分って今こんな状態なんだな」「本当はこうなりたいんだな」と気づくことがあると思います。
案外できていることもあれば、理想とのギャップが大きいところもあるかもしれません。この気づいたことを元に、これからどうしていきたいかを考えます。
取り組むことの具体的な内容を、「やりたいこと」の欄に書いてみてください。ここに書けることを思いつくことが、次の一歩を踏み出しやすくします。
特に、「この先半年で取り組む」など期限を決めると、より具体的なプランにすることができます。
見えてくる自分の「テーマ」は何?
全部書き出してみると、自分が今何に力を使い、何に意識が向いていないのか分かります。
・本当は生活も大切にしたいけど仕事に忙殺されているからゆとりを持ちたい
・お金を貯めたいけど上手く使えずに残っていないから管理できるようになりたい
・今は仕事に集中して、もっと学びを深めたい
その時の想いや方向に合わせて、自分がこれから取り組むことに名前(テーマ)を付けてみましょう。
テーマをつけることで、その期間をどう過ごすかの指針になり、情報へのアンテナも立ちやすくなります。ちょっとやる気も湧いてきませんか??
また、「キャリア」と聞いて、「転職」や「仕事」を思い浮かべる方は多いと思います。けれど、キャリアは「人生そのもの」「生涯の過程」を指す言葉でもあります。人生は、1日1日の生活の積み重ねです。
自分の今日1日をどう過ごすか、この生活の視点は、ソーシャルワーカーらしいと思いませんか?
次回は、自分らしいキャリアを考える⑤リフレクション です。